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ドクターフィッシュの学名であるガラ・ルファはメディアで紹介された当時は入手したくても入手方法がわからない魚でした。
トルコやシリアなどの西アジアの川周辺には普通に生息しているドクターフィッシュでしたが、日本では生息地不明でした。 そこで当時はドイツなどから輸入するしか仕入れ手段がありませんでした。 10年ちょっと前は海外からの直輸入でドクターフィッシュを仕入れていたのでたびたび仕入れることはできませんでした。 そのため繁殖についても当然思案されていました。 しかし当時はガラ・ルファの繁殖時期など魚に関しての詳細情報が一切不明でした。 飼育していくうちに徐々にガラ・ルファについてわかることがでてきました。 それは水質の適応幅が広く多少汚れていても生息できるということです。 また1年ほどで体長約10cmまで成長すること、そして産卵時期になってくると親魚は温泉から姿を消すということがわかりました。 次に卵を産み付ける産卵床についてです。 魚には産卵床に卵を産み付けるタイプと水中に卵をばら撒くタイプがあります。 ガラ・ルファは産卵床に生みつけるタイプで、生みつける先は水生コケなどの水草であることがわかりました。 卵の直径は3mm程度で産卵後3日ほどして孵化します。 生まれたばかりの仔魚は6mm程度の大きさしかありません。 2、3日すれば自分で餌をとって食べることができるようになります。 こうして手探りの中、ドクターフィッシュの繁殖方法を見つけて日本国内においても繁殖することができるようになりました。 PR |
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