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富山県にある「のとじま臨海公園水族館」ではドクターフィッシュの魚として知られているガラ・ルファを繁殖することに成功しました。
のとじま水族館では来館者が手を水槽に入れると手を掃除してくれると人気がある魚です。 のとじま水族館では2009年末にはじめてドクターフィッシュの繁殖に成功しました。 2010年1月現在約200匹の稚魚がいます。 展示スペースを拡大していきこれからは水族館に人々を誘致するための目玉としていくそうです。 ガラ・ルファはトルコの温泉などにいて本来は微生物を食べるのですが、温泉のような高温の水の中には微生物がいないため人間の古い角質を食べると言われています。 トルコでは皮膚病の治療として使われていますが、日本では温泉の町箱根などで人々の疲れを癒すマッサージ効果があるとして温泉や足湯で人気があります。 のとじま臨海公園水族館では、ドクターフィッシュを展示しはじめた2005年からずっと成魚を買っていました。 年間で1割近くが死んでしまうというガラ・ルファを死ぬたびに成魚を買って補充してきたのです。 それが今回初めて繁殖に成功して、これからは自分達のところで育てて、減ってきたら補充してというサイクルを作ることができるのです。 のとじま水族館では、ドクターフィッシュを繁殖させようと、鎌倉にある江ノ島水族館からそのノウハウを学んでいました。 そして繁殖に成功したというわけです。 日本国内でドクターフィッシュの繁殖に成功した例はまだほんのわずか数件しかないようです。 ガラ・ルファは自然界の川で生活しているとき、繁殖の時期になると温水から水温の低い川の方に移動する習性があるとわかっていました。 そこで水族館でも水温を調整して工夫したところ、見事に繁殖に成功したというわけです。 順調に孵化は進んで今では多くの稚魚が成育しているそうです。 PR |
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